日本においては、書籍、雑誌、新聞、音楽ソフト(音楽用CDなど)の、「メディア4品目」については独占禁止法で再販行為が容認されており、基本的にどこへ行っても価格は同じです(再販制度についての Wiki)。 であれば、実際に値引きという形で新品の書籍をお得…
今、私はウイルス学を研究しているんですが、実際には免疫学をやっています。 細かいことはまた説明しますが、免疫学というのはとても広い分野であり、感染症の理解には必須ですし、現在ではオンコロジーといって、腫瘍・がんなどを研究する分野でも重要です…
この記事を書くこと自体は違法ではないと思いますが、利用すると違法になる可能性の高いサイトについて言及します。 ※ 各自、良識をもって読んでいただきたく存じます。 ※ 違法ダウンロードを行ってコンテンツを利用することは違法行為となります。 科学論文…
研究での留学を考えている人におすすめの1冊 今後、病理専門医を受験する方のための情報です。 病理学会ホームページに「病理専門医部会会報 平成30年10月」が公表されています。 この中の、病理専門医制度運営委員会だより(第16号)に、「専門医受験資格審査…
リンパ腫診療に関わる病理医と血液内科医の若手におすすめの書籍を1冊! レベルアップのためのリンパ腫セミナー 作者: 日本リンパ網内系学会教育委員会 出版社/メーカー: 南江堂 発売日: 2014/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 【書名】レベ…
医師ブログランキングを見ていると、さいきん「くづ医者の救急」さんが猛烈な人気です。もうね、PV とか異常な数なんですね、すごい。 昨日の記事が「アニサキス、入れといたから」でした。あぁ、アニサキス、思い出すなぁということで、ちょっとアニサキス…
博士学生をしているときに初めて聞いて印象に残っているものがありました。 Predatory journal。日本語ではハゲタカジャーナル。 注意しましょう、とメンターに言われたのです。?? 当時は全くしらなかったのですが…。 そもそも predatory とは、日本語に訳す…
GISTの病理診断のリスク分類をまとめました
病理診断、病理の研究の分野の Journal を紹介します。 これらの雑誌のコンテンツを毎月チェックすれば、病理分野のトレンドは大体つかめると思いますし、これらの Journal をチェックしていれば、臨床病理・研究病理の話題は大体押さえられると思います。 ●…
病理像+内視鏡・CT・MRIで一目でわかる! 臨床医が知っておきたい消化器病理の見かたのコツ 作者: 福嶋敬宜,太田雅弘,山本博徳 出版社/メーカー: 羊土社 発売日: 2013/07/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 【書名】病理像+内視鏡・CT・MRIで一…
免疫染色のスタンダード教科書・レファレンスといえば Dabbs! Diagnostic Immunohistochemistry: Theranostic and Genomic Applications, 5e 作者: David J Dabbs MD 出版社/メーカー: Elsevier 発売日: 2018/02/02 メディア: ハードカバー この商品を含む…
血液病理診断領域、リンパ腫診断におすすめの一冊を紹介します。 若手病理医、病理専門医試験の勉強などにもおすすめできる一冊です。将来血液病理診断をやりたい人はぜひ手に取っていただきたい。 若手医師のためのリンパ腫セミナー―エキスパートによる講義…
不妊治療の男性側因子の検索目的になされる精巣生検において、増精能の量的な評価を行うためのスコアである Johnsen’s score を示します。 ● Johnsen's score Score 10 Complete spermatogenesis with many spermatozoa (spermatozoa are here defined as ce…
血液病理診断領域、病理医必携の新着書籍を一冊紹介いたします。 【書名】リンパ腫アトラス 【編集】中村栄男 他 【出版社】文光堂 リンパ腫アトラス 作者: 中村栄男,大島孝一,竹内賢吾,田丸淳一,中村直哉,吉野 正 出版社/メーカー: 文光堂 発売日: 2018/10/…
2018年10月の血液病理関係の講演会・学会・研究会の情報です。 私は日本におりませんので出席できませんが、血液病理仲間より連絡を受けております。興味のある皆さん、是非ご参加あれ。 詳細情報等は、ぜひ、病理と臨床の後ろにある情報ページをご覧になっ…
DLBCL の亜分類の基準 「Hansの基準」についてまとめます。 DLBCL の Hans の基準 血液病理の領域、リンパ腫の診断について1つ。 悪性リンパ腫の一種であるdiffuse large B-cell lymphoma (DLBCL) はB細胞性で、細胞が大型を呈するリンパ腫であるが、分類上…
スーパーおすすめ書籍の紹介です 【書名】解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 【出版社】 河出書房新社 解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (河出文庫) 作者: ウェンディ・ムーア,矢野真千子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2013/08/06 メディア: …
リンパ節の病理診断におすすめの一冊を紹介します!
さて、病理医には3つのお友達がいる、なんて記事も書きました。 普段診断をしている病理医はどんなものを、どんな器具を、どんな道具を、使って仕事をしているのでしょう。ちょっとまとめています。 患者に直接会うことはほぼなく、日々病理室にこもり、黙々…
病理医、脳神経外科医におすすめの一冊を紹介します。 病理医、脳神経外科医におすすめの一冊です。 脳神経外科の専門医試験対策にもとてもよいと思います。 脳腫瘍臨床病理カラーアトラス 第4版 作者: 日本脳腫瘍病理学会,若林俊彦,渋井壮一郎,廣瀬隆則,小…
感染症の病理診断におすすめの一冊を紹介します。 【書名】Pathology of Infectious Diseases A Volume in the Series Foundations in Diagnostic Pathology 【出版社】 Saunders 【言語】 英語 【版】第1版 Pathology of Infectious Diseases: A Volume in …
口腔病理アトラス 作者: 高木實,高田隆,豊澤悟 出版社/メーカー: 文光堂 発売日: 2018/02/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 【書名】口腔病理アトラス 【著者】高木實 【出版社】文光堂 内容紹介より引用 初版発行以来,確固たる支持を得て,今…
病理診断での前立腺癌のグレード診断、に関する書籍を一冊紹介いたします。 【書名】The Gleason Grading System: A Complete Guide for Pathologist and Clinicians 【出版社】 LWW 【版】1版 (2012/7/24) 【言語】英語 【ISBN】1451172826, 978-1451172829…
おすすめ書籍の紹介です。 今回は私が専門としている血液病理の本です。 【書名】見逃してはならない血液疾患 病理からみた44症例 【出版社】医学書院 見逃してはならない血液疾患 病理からみた44症例 作者: 北川昌伸,定平吉都,伊藤雅文 出版社/メーカー: 医…
海外研究留学に関するおすすめの一冊を紹介します。 研究留学のすゝめ! 〜渡航前の準備から留学後のキャリアまで 作者: UJA(海外日本人研究者ネットワーク),カガクシャ・ネット 出版社/メーカー: 羊土社 発売日: 2016/12/04 メディア: 単行本 この商品を含む…
病理医になる、と決めたら、まぁ普通は病理専門医をまずは目指すことになります。 今回は、病理専門医試験のための勉強法について著者の考えと、勉強におすすめの書籍のまとめを書きたいと思います。 ちなみに…著者は成績は、まぁまぁ (上の下ぐらい)で通り…
病理医に関するちょっとしたお話。 まだ学部生だったとき、病理医には3つのお友達がある、という話を病理医の先生から聞いたことがあります。 3つのお友達とは、「顕微鏡」「書籍」「電話」。 病理医が仕事するに当たってとても大事にする3つのことです。 ま…
この記事は当ブログにおける個人情報の保護指針およびその扱い方についてまとめたものです。どうぞお読みください。 個人情報の収集について 本ブログのの利用者は匿名のままで、当ブログを自由に閲覧する事が可能です。 お問合せ等、場合によっては、利用者…
病理医というのは、病理診断をする医者です 。 おいおい病理医とはなんぞやなど病理医の紹介を書いていこうと思いますが、一般の方の前に現れる人種ではないためあまり知られていないと思います。 しかしどうして、病理医は個性豊かで才能に溢れている人が多…
● はじめまして はじめまして。病理医・薬剤師・研究者のみねそう(簡単に本名もわかります)です。 2018年より縁あって、アメリカにあります米国国立衛生研究所(National Institutes of Health; NIH) でウイルス学・免疫学の研究をしている研究者です。 日本…